オリックスとの激戦を制し、38年ぶりに日本一となった阪神タイガース。岡田彰布監督が優勝インタビューに応じた。

「きのうで3勝3敗になったので、きょうがプロ野球で最後の試合になったので、悔いのない試合をしようと、選手が頑張ってくれた、本当にありがとうございました」

「27歳だった、前回の日本一は。選手として日本一を達成できて、また監督としても達成できて本当に幸せだ」

「オリックスは強かった。プロ野球の最後の締めくくりとしてはいいゲームができてよかった」

投手陣の采配について岡田監督は

第7戦は、シリーズ初登板の青柳選手が先発し、7点リードした9回のマウンドに、若手の桐敷投手を上げるなど、独特の采配を見せた岡田監督だったが、話を聞くと、「はじめから決めていた」という。

(Q 青柳投手はどういう気持ちで先発に送り出したんですか?)
「最初から7戦目は青柳ということで、今年3月は青柳で(開幕投手)スタートしたんですが、最後は青柳で締めると決めていた」

(Q 9回は桐敷投手から岩崎投手へのスイッチでしたが、あれについては?)
「(岩崎は)年間を通してクローザーをしていて、あまり負担をかけないようにと。まさかね、初球にホームラン打たれるとは、意外だったけど。最後は岩崎で締めると、予定通りの登板でした」

今年3月31日に、京セラドーム大阪・先発青柳で開幕した阪神タイガース、1年間シーズンを戦い抜き、同じ京セラドーム、同じ先発青柳で見事に「アレのアレ」を達成した。