プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ、オリックス対ロッテの第一戦。

試合を中継したMBSのスペシャルゲストとして、初めてのテレビ解説で登場したのが、オリックスOBで「ボストン・レッドソックス」の主軸、吉田正尚選手。試合前の始球式では、慣れ親しんだホームスタジアムの打席に立ちました。


吉田選手は解説の中で、先発したオリックスのエース・山本由伸投手へのアメリカでの評判についてコメントしました。


「彼は、アメリカでもとても有名。なにしろ(日本で)残している数字がすごいので、、、どこに行っても、彼のことを聞かれる」と話しました。


さらに、「(山本投手は)アメリカに来るのか?」と質問された場合は「I don't know(わからない)」と答えていると打ち明けました。そして、「アメリカでは、日本のピッチャーの評価はものすごく高いですから」と締めくくりました。

中嶋監督も山本投手にコメント

試合は、序盤で山本投手が失点するも、中盤に打線が集中打を見せて逆転。オリックスがエースの粘りのピッチングに応えて、8対5で第一戦をものにしています。


試合後のインタビューに応じた中嶋聡監督は、「由伸がとられた3点は重い。しかし一気に追いついたので行けると思った。誰一人一球一球への集中力が欠けていなかった」とチーム一丸で勝ち取った1勝をかみしめていました。


山本投手が7回までマウンドに立った判断については、「早い交代も考えたが、(本人が)7回行くと言ってましたので。」と話し、ピッチングを振り返って「修正能力高いが、きょうはなかなか戻ってこなかった」と振り返りました。


打のヒーロー、紅林選手については「一打席目から良かったので期待していた」と話しました。 あす第二戦の予告先発は、オリックスが田嶋、千葉ロッテがメルセデスと発表されています。