イスラエル軍による地上侵攻が迫るパレスチナ自治区ガザ。死者は2750人以上となり、そのうち4分の1が子どもたちだといいます。こうした人的被害について、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は「かつてない規模で空爆が行われている」と指摘します。そのうえで、なぜ地上侵攻するについては『イスラエル側がハマスを壊滅させるため』としていて、「空爆だけだと弱体化するがハマスは残る。建物を一つずつ制圧していくだろう」と説明し、今後「パレスチナ側の被害がけた違いに増えていく可能性が高い」との見解を示しました。
 (2023年10月17日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

◎黒井文太郎:軍事ジャーナリスト 専門は日本の外交・安全保障・国際紛争 ソマリア内戦など紛争地の現地取材も