気象庁などによりますと、30日午後6時ごろ、台風14号の中心はフィリピンの東海上(北緯16度20分、東経130度50分)にあると推定されています。

台風は1時間に約15キロの速さで西北西へ進んでいて、中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルだということです。

今後は“非常に強い勢力”に発達し沖縄方面へ

 台風の中心は、10月1日午後6時ごろにはフィリピンの東海上(北緯18度35分、東経129度20分)を中心とする半径120キロの円内に達する見込みで、中心気圧は990ヘクトパスカル中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル、1時間に15キロの速さで北北西へ進むと予想されています。

 その後、3日午後3時ごろに沖縄の南海上へ進み中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルと強い勢力に発達する見込みだということです。

 4日午後3時ごろには沖縄の南海上で、中心気圧が950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルと非常に強い勢力に発達、5日午後3時ごろには、勢力を維持したまま、南シナ海へ進む予想です。